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【裂固】プロフィールや身長・彼女・過去や経歴まとめ

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第9回高校生ラップ選手権の優勝で注目を集めた岐阜レぺゼンのラッパー、裂固。

その後もMCバトルに出場し大きな大会でも結果を出し続けています。

そして「フリースタイルダンジョン」の2代目モンスターを務めたことから一気に知名度を高めました。

音源も精力的にリリースしており、「Keep On Runnin」や「夢の果て」などが注目を浴びています。

アウトローな要素は一切無く、純粋なラップスキルだけを武器にヒップホップシーンで勝ち上がる姿はまるで漫画の主人公。

多くの人が裂固に感情移入し、自然と応援してしまうことでしょう。

等身大なラップと飾らないキャラクターが彼の魅力といえます。

なおフリースタイルダンジョンの2代目モンスターの人選において、初代モンスターの誰もが裂固を推薦したようです。

まだ若手ではあるものの、ラッパーとして同業者たちからも高い評価を得ていることが伺えます。

裂固のプロフィール

 

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MCネーム裂固
本名塚田泰斗(つかだたいと)
生年月日1997年6月24日生まれ
出身岐阜県大垣市出身
身長170cm
レーベルHIKIGANE SOUND
SNSTwitter / Instagram

名前とMCネームの由来

名前の由来は明かされていませんが、予想できる材料がいくつかありました。

フリースタイルダンジョンのキャッチコピーが「時代を切り裂く革命児」となっており「裂」の文字が含まれていました。

「固」の文字はやはり韻の固さに拘りたいという気持ちの表れではないでしょうか。

推測ですが「固いものを引き裂く」(概念を壊していく)という覚悟の表れなのかもしれません。

ちなみに本名の泰斗ですが、

タイト → TIGHT

これは1stアルバムのタイトルとなっています。

ラップにおいてタイトとは「芯が通ったもの」という意味でよく使われます。

例:タイトなライム(芯の通った押韻)

名前を授かった時からラッパーになる将来は決まっていたのかもしれませんね。

彼女

2019年放送のフリースタイルダンジョンの番組内で「10日前に彼女と別れた」と発言していました。

現在はどうなんでしょうか?

好みのタイプは自分を頼ってくれて支えてくれる人。

そして自分が可愛いと思った人だそうです。

家族・学歴

裂固が中学生の時に両親が離婚し、母親と兄と妹の4人家族となったようです。

経済状況が苦しかったことから裂固は高校進学を諦め、家計を助けるべくフリーターという道を選びました。

その傍ら、ラッパーとしての活動もスタートさせたようです。

ファッション

 

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裂固は岐阜市にある「COLLEGE」というセレクトショップに不定期で勤務しています。

着用している服のブランドはこちらで取り扱っているものが多いようです。

特に「68&brothers」というブランドを頻繁に着用しています。

性格

高校進学を諦めフリーターとして家計を支える道を選んだことから、優しく思いやりのある性格であることが伺えます。

また高校生ラップ選手権で優勝した際に、

「戦わんかった人もみんなうまかったです。この中に僕が100%勝てるって選手は絶
対にいなかった。」

と、コメントしていることから非常に謙虚な性格といえます。

インタビューでの受け答えからも素直な好青年という印象が伝わってきます。

趣味

趣味は読書だそうです。

これには「語彙力を鍛える」というラップに活かせる要素も含まれています。

独特なワードセンスは読書のおかげなのかもしれません。

またコロナウイルスが流行して在宅時間が増えてからは瞑想を行うようになったそうです。

裂固の経歴

 

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HIPHOPとの出会い

中学の頃から周りにはHIPHOPを聴いている友人が周りにいたようです。

しかし、その頃の彼にとってHIPHOPはまだ特別な音楽ではなかったそうです。

ラップを始めたきっかけ

中学を卒業してから友人と訪れたライブで輪入道のパフォーマンスを見て衝撃を受けたことがきっかけのようです。

後に輪入道とはフリースタイルダンジョンの2代目モンスターとして共に戦う仲間となります。

主な活動経歴

2015年:DYNAM.I.C MCバトル 優勝
2015年:UMB2015名古屋予選にて「呂布カルマ」を破りBEST4
2016年:第9回高校生ラップ選手権 優勝
2016年:1stEP「AUTOMTICFUN」を発売
2016年:ENTER MC BATTLE 準優勝
2016年:SCHOOL OF RAP 2016 GRAND CHAMPIONSHIP U-20 優勝
2016年:SPOTLIGHT2016 優勝
2017年:配信作品「Keep On Runnin」がiTunesHIPHOPチャート部門で1位を獲得
2017年:KMB(小倉 MC BATTLE Vol.5) 優勝
2017年:TV番組「フリースタイルダンジョン」の2第目モンスターとして出演
2017年:口喧嘩祭 準優勝
2017年:2017年SPOTLIGHT2017 準優勝
2018年:KMB(小倉 MC BATTLE Vol.7) 優勝
2018年:1stアルバム「TIGHT」を発売
2019年:UMB2019岐阜予選 優勝
2020年:2ndアルバム「omniveres」を発売
2020年:TV番組「フリースタイルティーチャー」にて芸能人にラップを指導するティーチャーとして出演

まだ20代半ばというのに順調なキャリアを築いていることに驚かされます。

2016年からは毎年大きな大会で優勝していることから並々ならぬ実力を兼ね備えていることが分かりますね。

デビュー曲

「SILENT PLAN」が確認できる最も古い音源ではないでしょうか。
アングラ感が溢れる不穏なビートに乗せてラップをしています。


ちなみにバトルはこちらが最も古いものかと思われます。

裂固のアングラ時代ですね。

韻を踏み続けるスタイルはこの頃から完成されています。

事件

多くのラッパーが危険なエピソードの一つや二つは当たり前にあったりします。

が、裂固に関しては特に聞いたことがありません。

クリーンなイメージも彼の魅力だと思っているので、このまま何もないことを願っています。

ラップスタイル

聞き取りやすいオーソドックスなフロウと固い押韻の連打が裂固のスタイルです。

特にバトルでは固い押韻の連打がより一層輝きます。

裂固が実際にバトルで放ったパンチラインをいくつかご紹介します。

「お前が階層呼ばわりしたその可哀そうな価値観に俺はここで埋葬してやるよ」

階層、可哀そう、埋葬でaiouの音に3連続で踏んでますね。意味も通っていて素晴らしいです。

「臆病者の前でかまし出す 今日はぶっちぎってやろうか鼻ピアス」

鼻ピアスという相手の特徴を即興の押韻で綺麗にディスっています。

「乗れるぜこの音ノリ与える喜びと驚き 分かるだろこのノリ 最後に言う 裂固恐ろしい」

音ノリ、喜び、驚き、このノリ、恐ろしい、5つの全てがoooiの発音です。

細かい韻の連打こそ裂固の真骨頂。

音源はバトルと違った魅力があり、裂固の経験や思想から生まれるリリックを楽しめます。

後ほど紹介するおすすめの音源もぜひ聴いてみてください。

レーベル

裂固は岐阜を拠点とするクルー、HIKIGANESOUNDに所属しています。

ビジュアルがめちゃくちゃ厳ついクルーです。

近年は代表を務めるラッパーの梵頭を中心に、クルーの知名度も全国へと広まっています。

主催のMCバトルイベントである「口喧嘩祭」は全国から著名なラッパーが集まる大規模なイベントとなりました。

裂固は楽曲やフリースタイルでHIKIGANESOUNDをレぺゼンしていることを何度も伝えています。

このことから、クルーとしての活動も良好であることが伺えますね。

仲の良い人物

「輪入道」

 

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裂固がラッパーを志すきっかけとなった人物でフリースタイルダンジョンの2代目モンスター。

楽曲では何度も共演しており、輪入道も裂固を一人のラッパーとして認めているようです。

また、MCバトルでも何度か対戦しており時には裂固が輪入道に勝利することもあります。

今後も2人の楽曲、バトルに期待ですね。

「呂布カルマ」

同じ東海エリアをレぺゼンしている呂布カルマとも良好な関係であることが伺えます。

こちらもフリースタイルダンジョンの2代目モンスター同士です。

またお互いのクルーのメンバー同士が深く交流していることもあり、自然と距離が縮まっていったのではないでしょうか。

とあるバトルでは裂固が呂布カルマに勝利した後に「自分を倒してしまったこと」を呂布カルマからいじられていました。

どうみても仲が良さそうなやりとりに見えました。

「Authority」

 

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裂固と同い年であり、同じくローカルを代表する若手ラッパーという共通点の多い二人。

UMB2019では共に岐阜と青森の代表としてバチバチの名勝負を披露してくれました。

その後、二人が共演した楽曲「ANSWER」がリリースされ話題を呼びました。

お互いを認め合い、高めあうライバルとも言える関係ですね。

【Authority】青森のラッパーのプロフィールや読み方・経歴を紹介!Authorityは、ラッパーR-指定、晋平太が優勝した日本屈指のMCバトルUMB2019で優勝したラッパーです。 前年大会201...

「岐阜のアーティスト」

岐阜のシーンを盛り上げたいという思いが強く、もっと岐阜のアーティストがより注目されることを望んでいます。

インタビューの中で裂固自身から多くの岐阜アーティストの名前が挙がることから、岐阜のシーンと深く繋がり活動しているのが伺えます。

おすすめの音源・MCバトル

Keep On Runnin’

裂固の代表曲。

今でもベストソングの声が挙がることの多い人気の楽曲。

WALK to REMEMBER

「Keep On Runnin」と同様にトラックはBEAT奉行。

裂固のラップとトラックの相性が抜群でずっと聴いていられる心地良さ。

MVの映像から裂固の生活環境が良く分かるのでそちらもチェックです。

夢の果て

目まぐるしい速度で裂固を取り巻く環境が変わったことが歌詞から伝わります。

得る者もあれば失うものもある中で、それでも次の場所を目指す。

そんな決意が伝わってきます。

AUTHORITY vs 裂固


「Authority」との対決。

お互い対戦相手へのリスペクトが見え隠れしてます。

呂布カルマ vs 裂固


「呂布カルマ」との対決。

試合後にいじられる様子が微笑ましいです。

輪入道 vs 裂固

「輪入道」との対決。

裂固の憧れは正に最強の妖怪。

まとめ

今回は裂固について紹介しました。

彼は恵まれたとは言えない環境からマイク一本で抜け出した、正真正銘の叩き上げのラッパーです。

ですが年齢的にはまだまだ若いので、今後の更なる進化を期待せずにはいられません。
まだまだ続くであろう裂固の物語がとても楽しみです。

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