高校生ラップ選手権に出場し、ラップ選手権屈指の人気MCになった「かしわ」。
当時はひょうきんなお調子者キャラと、歌ものRAPで会場をぶち上げていました。
音源の方でも2014年に「真夏のライバルはフランクフルト」をリリースするなど、独自の世界観で勝負して評価を得ています。
社会人になり、活動も少なくなっていった「かしわ」の
- プロフィール
- バトルでの成績
- 経歴や過去
- 音源
について紹介しています。
プロフィール
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| MCネーム | かしわ |
|---|---|
| 本名 | 新田一真 （にったかずま） |
| 出身 | 大阪府岸和田市 |
| 生年月日 | 1995年9月23日 |
| 所属 | かしわ / ニッタとカナハラ |
| レーベル | VICTOR ENTERTAINMENT |
かしわは大阪府岸和田市出身で、高校生ラップ選手権や音源で地元愛を前面に出しています。
2014年発表の音源「んまけ、ボコボコえぐいて」では、岸和田のノリが全開でYouTube再生回数は50万再生弱を記録しています。
方言全開のラップスタイルは「TOKONA-X」を思い出します。
MCネームの由来
MCネームの由来は「だんじり祭り」の青年団の集まりで、先輩に「お前の顔面見てたらかしわ食いたくなったなぁ」と言われたことがキッカケです。
ちなみに岸和田で「かしわ」とは「かしみん焼き」の事で、お好み焼きみたいな食べ物です。
ラップを始めたキッカケ
かしわがラップを始めたきっかけは「ケツメイシ」です。
かしわの歌ってラップが出来るスタイルもそこから来ているのでしょう。
また、好きなラッパーに「キミドリ」を上げている事から、ケツメイシから入ってどんどん日本語ラップを聞き漁っていたことが伺えます。
キミドリは「自己嫌悪」という音源がおススメです。
かしわのバトルでの成績
かしわのMCバトルでの主な成績を紹介します。
第4回高校生ラップ選手権 ベスト4
1回戦で「りぼん」に勝利し、2回戦では第3回準優勝の「HIBIKI」と当たり勝利。
HIBIKIとのバトルではお互いにバイブス全開で会場を盛り上げ、大会ベストバウとだと個人的に思いました。
準決勝はT-Pablowと対戦し敗退。T-Pablowがそのまま勝ち進み優勝しました。
第5回高校生ラップ選手権 2回戦敗退
第5回は2回戦でYZERRと当たり、敗退しました。
2大会でPablowとYZERRとやれるのはある意味では強運ですね。
戦極MCBATTLE第19章 準優勝
MCバトル界のオールスターが集まる戦極で準優勝しています。
19章はチーム戦で「MCニガリとじょう」の3人で組んで出場しました。
選手権のスターラッパーと組んでの出場だけに流石の結果です。
またバトルでは黄猿との1戦がベストバウトに選ばれています。
経歴や過去
かしわは元々バンドを組んでいて、その後ケツメイシのRyoの自由なラップを聞いてラップを始めます。
ラップ選手権出場前の高2の時はライブハウスでライブを経験。
ロックバンドがメインのイベントでHIPHOPクルーとして出演しますが、お客さんの反応は悪かったと語っています。
高校生ラップ選手権への出場は当時組んでいたクルーのプロモーションの為で、ノリで出場。
ノリで出場した選手権で結果を残し、イベント出演オファーは増えていきます。
高校卒業後は社会人として働き始め、音楽・仕事の両立を開始。
スローペースではありますが、音源は発表し続けています。
大阪の後輩「Red Eye」の音源「ABCDTHC」に客演した際は、大きな話題となりました。
最近ではシンガーの「マーリー」とDJの「トム」と「かしわ」というクルーを組み活動。
1stアルバム「3人でかしわ」の中から「みりん」という音源がバズりました。
発表した音源
かしわの音源はPOPな作品からDOPEな作品・卑猥な作品と幅広いです。
かしわ自身音楽で売れるつもりはあまりないらしく、目指すのは多くの人から支持されるのではなく「業界の人からリスペクトされる事」と語っています。
そんなかしわの作品を紹介します。
真夏のライバルはフランクフルト
2014年にiTunesヒップホップ・ラップ部門で1位を獲得した音源。
ラップに忙しく彼女の相手が出来ない時、彼女のライバルはラップだなと思い製作されました。
ラップをフランクフルトに変換し、かしわらしいユーモアのある音源です。
最後の日
2017年に制作されたミニアルバム「大人になったかも」収録曲です。
MVが公開され、衝撃的なオチに驚かされました。
社会人となり、ちょっぴり大人になったかしわを見ることが出来ます。
またMVにはチャンネルがーどまんの「がーどまん」も出演しています。
みりん
かしわの世界観全開の恋愛ソングです。
菅田将暉がラジオで流したことで話題になりました。
まとめ
今回は現在でも根強いファンが多くいるかしわについて紹介しました。
かしわについてさらに詳しく知りたい方はYouTubeチャンネル「ニートTOKYO」をご覧ください。
