SPARTAのプロフィール
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MCネーム | SPARTA |
---|---|
本名 | 不明 |
生年月日 | 不明 |
出身 | 熊本県 |
学歴 | 不明 |
SPARTAの読み方
SPARTAの読み方は「スパルタ」です。
映像作品を撮っているときにディレクターネームをつけようと思ったのが始まり。
「300」(スリーハンドレッド[2006年])という映画を見てそれに影響されたそうです。
1人が10人の力を持つというようなストレートな感覚で付けたとのこと。
SPARTAの彼女
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作品の中にもたびたび登場していますが、ご結婚されていてお子さんもいらっしゃいます。
2020年の11/30にエコー写真をインスタグラムに載せていたので、奥様は2人目の子を妊娠中ということかもしれません。
SPARTAの家族
父・母とお姉さんがいるようです。HIPHOPのルーツにはR&Bを聞いていたお姉さんの影響もあったようです。
新譜をよく教えてくれていたとか。
SPARTAのファッション
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スケートボードをやっていたということもあって、ストリート系のファッションが多めです。
いつも金縁の眼鏡をかけています。最近では眼鏡がトレードマークのようになってきています。
あとは帽子もよくかぶっています。レザー素材のハンチングやモンクレールのニット帽、メルセデスベンツのマークがついたキャップなどポイントになるように帽子を取り入れていますね。
SPARTAの性格
いつも弱気で、調子に乗りやすい性格だと公言しています。
また、すごくシャイで人前では緊張しいだそうです。元々ラッパーになるつもりはなかったというのはこういう理由からかもしれません。
しかし、目立ちたがり屋で承認欲求も強いとのこと。
SPARTAの過去・経歴
HIPHOPとの出会い
長崎にいるスケーター仲間がラップ好きですぐバトルを仕掛けてくるような人だったそう。
その人がJAY-Zをよく聞いていた為、SPARTA自身もJAY-Zを聞くようになったそうです。
元々HIPHOPは嫌いだったそうですが、聞けば聞くほど良さを分かってきたという。
また、地元の仲間であるラッパーDENAMI TXからいろいろ曲を教えてもらって、そこからHIPHOPにハマっていったそうです。
HIPHOPを始めたきっかけ
元々地元熊本でプロスケーターとして活動していたSPARTA。
海外ブランド2社とムラサキスポーツ熊本店、ifo skateboardの計4社からスポンサードされるほどの有望なスケートボーダーだったそうです。
しかし、膝の半月板損傷や足首の靭帯断裂などの怪我が原因でスケートボードの活動からは身を引きました。
それから、ラップのMVを撮りたいと思うようになり、ビデオグラファーを目指しました。東京の映像系の会社に入ろうと上京したそうです。
撮影できるラッパーがおらず、上京したてで友達もいなかった為自分でラップを作って撮ったのが始まりだそうです。
元々「KOHH」をよく聞いていて、ラップをやってみたいという気持ちは少なからずあったようですがなかなか始めることが出来なかったそうです。
映像を編集するために音楽を始めたという変わったきっかけですね。
人に認められたいという欲求はあって、映像を撮るというのがちょうどいい居場所だと思ったそうです。
たまにMVを評価されるくらいの立ち位置がちょうど良いと思っていたとのことですが、自分がアーティスト側になると直接的な評価が届きます。
良いことも良くないことも様々な評価が届くわけですが、その刺激を楽しいと思ったそうです。
そこからラッパーとしてやっていく方が自分のやりたいことなのかもと気づいたとのことです。
また、スケーターの頃にスケボーの映像を撮っていても気持ちを伝えられないというもどかしさも感じており、ラッパーが「言葉」を使って気持ちを表現していることが羨ましく感じていたそうです。その時からラッパーに対する憧れはあったのかもしれないとのこと。
スケートボードをやめたことが大きな起点
SPARTA曰く、スケートボードで怪我をしていなかったら東京に来ていないし、ラッパーにもなっていなかったとのこと。
スケートボードをやっていた頃は調子が良く、スポンサーがついたり、SNSで海外の人から見てもらえるようになったりと少し調子に乗っていたらしいです。
ちょうど同じ頃に先輩から怒られたり、怪我をしたりと、他人に言ったこと、やったりしたことが自分に返ってきてもうスケートボードは辞めようと思ったそうです。
スポンサーもひとつクビになったことをきっかけに、他のスポンサーも自分から辞めると申し出たらしいです。
そこで全部ゼロになったし、プライドも全部捨てられたことが今に繋がっていると思うとのことです。
ラッパーとしての経歴
最初に映像作品を撮るために作ったのが「Billionaire」「Orca」「Straight Up」の3曲です。
その後、2019年7月に上記の3曲が収録されている1stアルバム「3」をリリース。
2020年9月には2ndアルバム「Count Your Blessing」を発表。
客演には「KID FRESINO」「BIM」等、プロデューサー陣には「KM」「No Beer Team」「VaVa」などの豪華なメンバーが参加しています。
2021年6月には3rdアルバムの「兆し」をリリースしています。
SPARTAのラップスタイル
「KOHH」のファンだということもあってKOHHのようにシンプルな言葉を使いがちだそうです。KOHHがラップの基本、基盤になっているかもしれないとのこと。
リリックは嘘をつかないようにするのはもちろんのこと、大げさに言わないようにもしているそう。
こういうところから分かるように、SPARTAのラップは言葉一つ一つがスッとストレートに心に入ってきます。
シンプルな言葉でメッセージ性が強いリリックに魅了される人も多いはずです。
また、SPARTAの過去を知ったうえで歌詞を聞くと「お金」「女」「ドラッグ」などを題材にするようなラップがあまり好きではなく、そうじゃないラップがしたいと公言しています。
また、オートチューンを使いこなして歌うこともあるSPARTAは歌もうまいと評価されています。
低い声と高い声をうまく使い分けて、哀愁深いような心地いいフロウが聞き手を引き込んでいきます。
SPARTAは曲を書いているとメロディを挟みたくなってしまうそうです。
SPARTAの曲はメロディのセンスも際立っていて評価も高いです。
所属しているレーベル
htb Originalsというレーベルに所属しています。
自身で運営しているレーベルです。
最近の活動
2021年6月に3rdアルバム「兆し」をリリースして話題となっています。
前回の2ndアルバムがリリースされてから、約10か月。1年もたたないうちにリリースとなりました。
鎮座DOPENESSやSTUTS、JJJ、NEIなどの豪華メンバーが参加しているアルバムです。
SPARTA本人は自信作ができたと公言しています。
SPARTAの仲のいい人物
KID FRESINO
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SPARTAのことを最初にフックアップした人物でもあります。
KID FRESINOの存在は大きいと自分でもおっしゃっています。
「Orca」をKID FRESINOが何かのイベントで流していて、それを聞いたfnmnl(WEBメディアサイト)の和田さんが声をかけてきたそうです。
そこからSPARTAがKID FRESINOのイベントに出向いて初めて会ったとのこと。
その後もKID FRESINOがSPARTAのMVを撮ったり、客演で参加したり、何かとつながりが多いお二人です。
お子さん同士を合わせたりしているみたいですね。
DENAMI TX
SPARTAの地元の友達でもあり、ラップを教えてくれた人でもあります。
同じレーベルに所属していますし、お互いの曲に客演で参加し合っているので友達であり、同僚であり、ライバルのような存在かもしれませんね。
おすすめの音源
Orca
映像を撮るために作ったとされる曲です。
ラップはじめたてとは思えない完成度ですね。
この曲をKID FRESINOが流したことで様々な人にSPARTAの名が知れ渡るきっかけになります。
ALIEN ft. KID FRESINO
この曲を初めて聞いたときに歌詞のストレートさに心が持っていかれました。
こんな目線から歌詞を書くラッパーもいるんだと衝撃を受けたのを覚えています。
また、メロディも耳に残りやすく、ゆったりとした曲で涙がこぼれそうなそんな一曲になっています。
まとめ
SPARTAは様々な才能を持ち合わせていますが、変わらずにそこに居続けたいとのこと。
ここに行ったらいつもSPARTAがいるから絶対大丈夫と思われるような人間でいたいそうです。
聞く人の心のよりどころみたいなものでしょうか。
もっと多くの人に聞いてもらいたいけど、お金儲けのためだけに音楽をやっているわけではないともおっしゃっています。
また、奥様や息子さんがSNSや作品の中にたびたび登場しているのを見たら分かるようにとても家族思いの方です。
その愛情の深さが作品にも出ているのが分かりますね。やりたいことをやって家族を幸せにしたいともおっしゃっています。
自分の表現を大事にしている彼の音楽にはこれからも期待ができそうです。